北朝鮮の旅

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北朝鮮の旅9 通訳・指導員とのたわいもない会話

通訳・指導員とのたわいもない会話 全般にタイトな日程で、自由に行動することが一切できなかったことがやや不満であった。だが、道中少しも飽きることはなかった。 何より通訳、指導員とも日本語をほぼ完璧に話し、とても気さくでフレンドリーであった。バ...
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北朝鮮の旅8 北朝鮮軍最高幹部との出会い

北朝鮮軍最高幹部との出会い 実はこの板門店でチョットしたハプニングがあった。 私が板門閣のベランダから顔を出したとたん、韓国サイドから突然カメラのフラッシュがたかれたのは驚いた。 やがてバラバラと現われた数人の兵士達も私が日本人と分ったよう...
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北朝鮮の旅7 軍事境界線

開城観光 平壌から2時間ほどのドライブで開城に到着。 今なお高麗時代500年の歴史が息づく古都で、歴史的な仏教寺院や遺跡が多く毎年大勢の観光客が訪れているという。 文化の香り漂う街で、歴史的にも平壌、ソウルと並ぶ「三都」と呼ばれていたことが...
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北朝鮮の旅6 平壌市民の生活

平壌市民の生活 指導員と共に平壌駅に向かって歩き始めた。交差点の中心には女性警察官が立ち、指揮棒を鮮やかに振りながら交通整理をしている。 彼女のきびきびした動きは感心するほど小気味よく、暫くの間見つめていた。市内の風物詩だそうだ。通学途中の...
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北朝鮮の旅5 平壌市内観光と柳京ホテル

廃墟ホテル(柳京ホテル) 暫く大同江に沿ってドライブを楽しんだ。 市の中心部を貫流しているこの川は長さが450キロあり日本の信濃川より長い大河だ。川に沿う遊歩道には草木の植栽が多く、春になれば緑が溢れ、市民の憩いの場となるようだ。 まるで公...
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北朝鮮の旅4 北朝鮮の聖地

北朝鮮の聖地 一度崩れてしまった日程を立て直すことは大変なことだ。 通訳、指導員コンビも手配の変更や確認に悪戦苦闘しているのがよくわかる。その昔、旅行業に携わってきた私にはこんなことは至極当たり前のこと。だが、彼等なりの精一杯の努力を見てい...
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北朝鮮の旅3 忘れられない出逢い

妙香山での一泊 失った丸一日をリカバリーするため、日程は調節されていた。今晩は日本の日光にあたる景勝地「妙香山」に一泊することになった。もともと、妙香山は平壌から日帰りのコースだった。瀋陽での足止めが北朝鮮の地方の観光地を観るまたとないチャ...
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北朝鮮の旅2 パスポートを取り上げられる

韓国人・朝鮮人・中国人との食事会 部屋に入り一息入れていると電話が入り「皆で食事に行きませんか」と誘いがあった。降りしきる雪の中、先程のマイクロバスで海鮮料理店へ繰りこんだ。 円卓テーブルに着席したのは7名。空港で知り合った平壌行きの3人と...
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北朝鮮の旅1 空港でのトラブル

個人旅行を思い立つ 2004年の5月に小泉首相が2度目の訪朝をした。拉致問題の政府の対応を巡り世論も賛否両論。非常に特殊でしたたかな国との交渉は中々骨が折れるもの。その近くて遠い「将軍様」の国へ2005年2月の冬、個人旅行をしてきた。 旅行...